チャン・ヒョクは1976年12月20日生まれの韓国のイケメン俳優で本名は鄭勇俊(チョン・ヨンジュン)です。
チャン・ヒョクは釜山広域市生まれで血液型はO型、身長174cm体重67kgで檀国大学校演劇映画科休学中に1997年にSBSのテレビドラマ「モデル」でデビューを飾りました。
日本でも2001年に上映された映画「火山高」でチャン・ヒョク主演を務めました。
2010年に瞬間最高視聴率 41.9%&平均視聴率 32%を叩き出した韓国時代劇の歴史を変えた時代劇アクションドラマ「チュノ」が大ヒットし時代劇のカリスマと呼ばれるようになります。
韓国イチの義理男というあだ名のチャン・ヒョクは40代で3人の子供の父親で、香港映画のスーパースター、ブルース・リーと同じジークンドーの有段者でもあります。
ではチャン・ヒョクが出演するドラマ おすすめ5作を紹介しましょう。
目次
1.チュノ(推奴)
あらすじ
裕福な貴族階級、両班(ヤンバン)の家に生まれたテギル(チャン・ヒョク)は召使で奴婢(ぬひ)のオンニョン(イ・ダヘ)と密かに二人は愛をはぐくんでいました。
しかし、オンニョンの兄クンノムは奴婢の身分に我慢できなくなり火を放ち、オンニョンを連れだし逃亡すします。
オンニョンを連れ逃亡する事件を契機に二人は離ればなれとなり、大きく運命が動きます。
それから8年が経過。
そして、追うものと追われるもの達のあらたなドラマが始まります。
テギルはクンノムとオンニョンを捜し回るうちに自身が奴婢を追う推奴(チュノ)になっていました。
かつて朝鮮最高の武将と言われたテハ(オ・ジホ)は友人チョルウンの陰謀により奴婢という身分に落ちぶれてしまいます。
そして、ある日、丙子胡乱の際に清国に人質として捕えられ苦労を共にした昭顕世子(第1王子)からの手紙が届きます。
その手紙を見たテハは昭顕世子の息子ソッキョンを朝廷の陰謀から守るために逃亡奴婢となることを決意します。
みどころ
「チュノ(推奴)」は2010年上半期に瞬間最高視聴率41.9%(平均32%)を叩き出した超話題の韓国歴史ドラマです。
従来の韓国歴史ドラマと異なり、社会の底辺層を構成する奴隷階級(奴婢)に注目した異色のドラマとして脚光を浴びました。
アクションとロマンスが交差し気の抜けない展開が人気を呼んだ話題作です。
出演
2.いかさま師~タチャ
あらすじ
コニ(チャン・ヒョク)は、父を亡くしましたがその原因が賭博ということで生来賭博を避けていました。
しかし大人になり、親友ヨンミン(キム・ミンジュン)の祖母の手術費がどうしても必要となり、やむなくプロの花札勝負に足を踏み入れるようになります。
やがてコニはその世界にはまっていきますが、ある日アグィに大敗を喫し全財産を失います。
コニはアグィに復讐を誓い、腕を磨くため花札の修行に出るがやがてアグィの元で働くヨンミンと再会します。
アグィを憎むコニと、アグィに忠誠を誓ったヨンミンこのような複雑な関係に・・・
同じ頃、コニは、初恋相手ナンスク(ハン・イェスル)と皮肉にもある賭場で再会を果たします。
彼女は兄の借金の肩代わりにアグィに売り飛ばされ、なんと賭博の世界で生きていました。
二人は再びお互いに惹かれていくが、彼女と同じ賭場で働くヨンミンも彼女に対する気持ちを隠すことが出来ません。
カネと友情と愛と花札に全てを賭けた男女の勝負が今、始まろうとしています。
みどころ
韓国ドラマ「いかさま師~タチャ」は、ホ・ヨンマン画伯の同名漫画が原作となります。
この作品は2006年にはチョ・スンウ、キム・ヘス主演で映画化され大ヒットを記録しました。
ハン・イェスルは、初々しさの残るビリヤード場の経理社員ナンスクから、セクシーなイカサマ師ミナに180度変わる人物を演じます。
一方、映画ではキム・ヘスが演じたチョンマダムにはカン・ソンヨンがキャスティングされました。
映画ではチョンマダムとゴニが恋愛関係になるが、ドラマではヨンミンに純愛を捧げる。ドラマではゴニをチャン・ヒョクが、ヨンミンをキム・ミンジュンが演じます。
出演
チャン・ヒョク、ハン・イェスル、キム・ミンジュン、カン・ソンヨン
3.輝くか、狂うか
あらすじ
時は高麗初期。
皇宮に不幸を招くという破軍星の下に生まれた皇子ワン・ソ(チャン・ヒョク)は皇宮を追われ、金剛山で育ちます。
ワン・ソの父であるワン・ゴンは権力争いの絶えない皇宮を建て直すため、ワン・ソを呼び戻しますが何者かに暗殺されてしまいます。
王建暗殺の犯人を追ってワン・ソは中原の開封(ケボン)に、その地で渤海最後の王女、シンユルに出会います。
5年後、ワン・ソは腹違いの姉であり、豪族ファンボ家を母に持つヨウォンと結婚していたが、今もワン・ゴン暗殺に隠された陰謀を追います。
その頃、シンユルが青海商団を率いて高麗にやって来ます。
ワン・ソとの再会に胸をときめかせるシンユルでしたが、ワン・ソは彼女に全く気付かずさらに彼が結婚していると知り、全身脱力状態になります。
一方、ワン・ソの妻ヨウォンは弟のワン・ウクを次期皇帝の座に就けるべく、密かに陰謀を巡らせます。
その先には死んだワン・ゴンの従弟で皇宮の支配者、ワン・シンニョムの姿がありました。
みどころ
高麗時代初期を背景に、高麗の皇子ワンソ(チャン・ヒョク)と渤海の姫シンユル(オ・ヨンソ)の愛の物語を描くロマンス史劇です。
輝くか、狂うかは、渤海(ぼっかい)698年から926年の高麗の時代で、高麗の時代に生まれたワン・ソ(王昭)は太祖王建の第四子の話です。
韓国ドラマで朝鮮王の時代劇は数多くありますが、不思議と高麗時代を描いているドラマは多くはありません。
放送当時はさほど視聴率が上がりませんでしたが、回を重ねるごとに視聴率を上げ最終的に高視聴率をマークした作品です。
歴史ものですが、恋愛とコミカルな部分が交わり気づけばあっという間にドラマの世界に引き込まれてしまいます。
出演
チャン・ヒョク、オ・ヨンソ、イム・ジュファン、イ・ハニ
4.ボイス~112の奇跡~
あらすじ
これまで数々の難事件を解決してきた腕利きの刑事ジニョク(チャン・ヒョク)は、3年前のある夜、突然の悲劇に襲われます。
その日、逃亡犯を捕まえて祝杯を挙げていたところ、ジニョクの妻が何者かに惨殺されたのです。
まもなく有力な容疑者が逮捕されるが、通報を受けた警察官のグォンジュ(イ・ハナ)はなんと法廷で犯人の声と違うと証言します。
これを知ってジニョクは激怒しました。
3年後、グォンジュはアメリカ留学から帰国。ジニョクのいるソンウン地方警察庁の112通報センター長に就任します。
殺されそうだと助けを求める女性から通報が入ります。
ジニョクが現場に向かい、聞こえないはずの音が聞こえるというグォンジュの言葉に従って無事に女性を救出します。
ジニョクはグォンジュを信じきれないが、グォンジュが人々を救うのでした。
そして、グォンジュの父もまた3年前の事件で命を落としていたことを知ってしまいます。
ふたりは真犯人を突き止めるため捜査を進めるが、しかし・・・
みどころ
緊急通報を受ける警察の112通報センターを舞台に、連続殺人事件の真犯人を追う刑事&ボイスプロファイラーの死闘を描いたサスペンスです。
グォンジュとジニョクは、ともに3年前のウニョン洞殺人事件で愛する家族を失っています。
ジニョクは妻のホ・ジヘを失い、グォンジュは警察官だった父のカン・グックァンを亡くしています。
犯人はまだ捕まっていないし、それどころか、その正体すらわかっていなません。
グォンジュとジニョクは、数々の事件を解決しながら協力しあって3年前の事件の真相へと迫います。
出演
チャン・ヒョク、イ・ハナ、ペク・ソンヒョン
5.客主〜商売の神〜
あらすじ
時は19世紀末。
朝鮮の物流を担っていた行商人たち、彼らは様々な事業に取り組み、その財と地位を高めていました。
主人公のチョン・ボンサムは父であり尊敬する客主であった父の命を奪われ姉とも生き別れとなるが、客主として成長し失ったものを取り戻しそして伝説的な大商人となるべく果敢に突き進んで行きます。
そんなボンサムには二人の運命の女性がいました。
一人は身売りされた絶世の美女ソリンで、もう一人は巫女となるケトンという女性・・・。
想い人であるボンサムがソリンを愛していると知ると復讐の鬼となります。
更にボンサムに恨みを抱くソゲ、商人の王と呼ばれソリンを手に入れようとするソクチュ。
サクセスストーリーとラブ・ストーリーが見事に交錯した時代劇はKBS演技大賞三部門受賞した大ヒット作となりました。
みどころ
19世紀末の朝鮮を舞台にチャン・ヒョクが主演の作品です
朝鮮一の商売人を目指し全土を駆け抜ける商人と運命に呼び寄せられた二人の女性の数奇な恋物語です。
大商人を目指すチャンヒョク演じるボンサムと絶世の美女ソリン、ボンサムを運命の男だと思っているメウォルが繰り広げる三角関係にドキドキします。
「友へ~チング」「朝鮮ガンマン」などに出演したユ・オソンの名演も必見の価値ありです。
出演
チャン・ヒョク、ハン・チェア、キム・ミンジョン、ユ・オソン、パク・ウネ
まとめ
今回は韓国イチの義理男、チャン ヒョク ドラマ おすすめ5作についてまとめました。
40歳を過ぎて3人の子供を持ち、ドラマなどでいまだに主演を張る姿はカッコいいですね。
わかってみると意外に韓国の時代物が多いことに気が付きました。